1983年に建築家アルベルト・ピネッティと妻エジアにより北イタリアのベルガモにて創業した、豊富なレザーの種類とカラーが特長のラグジュアリーレザーブランド。後に息子達も加わり、若手デザイナーとのコラボレーションを実現するなど、ブランドに新風を吹き込みながら家族経営で上質なレザーを使用したハンドメイドのインテリアアイテムを展開しています。
ピネッティは、シンプルで洗練されたデザインと豊富な革加工とカラーバリエーションを活かして製品にファッション的なカラーやスタイルを取り込み、伝統的なクラフトマンシップと現代的なイメージを融合させています。
熟練職人が素材を吟味し、イタリア国内の自社工場でひとつひとつハンドメイドで作り上げるピネッティのコレクションは、「形」+「革加工(Finishes)」+「カラー」を
自由に選ぶことで、インテリアにフィットしたアイテムを創り出すことが可能です。リビング、バスルーム、ストレージやアウトドア、オフィスなど、様々なシチュエーションで、空間の中に良質なレザーアイテムを取り入れることができるコレクションです。
10種類以上のカーフレザーのフィニッシュに加え、アウトドア使用が可能なフィニッシュを施したリサイクルレザーも注目の素材です。
リバプール(Liverpool):ウォータープルーフ&スクラッチプルーフでしっかりとした手触り。レザー本来の風合い。
フィレンツェ(Firenze):編み込んだようなテクスチャ。柔らかく自然な手触り。水や傷に多少の耐性あり。
フロリダ(Florida):水や傷に多少の耐性あり。クロコダイルの押し加工。
デューン(Dune):柔らかく自然な手触り。水や傷に多少の耐性あり。砂丘の風紋をイメージした美しい光沢と独特の風合いを持つテクスチャ。
アンティーブ(Antibes):ベジタブルタンニンレザーを使用。水や傷に耐性があり、アウトドア使用可能。
※リサイクルレザーについて
天然皮革を細かく砕いたあと、ラテックス樹脂などを混ぜて固めた素材です。
製品には使えない革の端切れを利用するため再生皮革とも呼ばれ、エコロジーの観点から革を無駄なく使用できる環境に配慮したサステナブルなレザーとして評価されています。
ピネッティが使用するベジタブルタンニンレザーは、天然植物(草や木の汁など)から抽出したタンニン(渋)を使ってなめされています。イタリアのベジタブルタンニンなめしは、水質や土壌の違いから、日本では出せない色合いが魅力で、染料をよく吸収するため発色がよく、型崩れしにくく丈夫、使い込むほどに艶や風合いが出て馴染んでくるなどの特徴があります。